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台湾茶(中国茶)の淹れ方

中国(台湾)茶は、日本では一般的に「工夫(功夫)茶」と呼ばれる淹れ方・飲み方をイメージされますが、このほか様々な淹れ方・飲み方があります。 それぞれの茶葉にあった淹れ方の基本を理解した上で「自分流」の飲み方を見つけて、中国(台湾)茶を楽しみましょう。
代表的な淹れ方
 工夫(功夫)茶に見られるような茶壷を使った淹れ方
 蓋碗を使った淹れ方
 ガラスの茶器を使った淹れ方
 冷茶の淹れ方

多種多様な中国茶や台湾茶は、茶葉の種類や茶器によって若干淹れ方は異なりますが、茶葉の量・湯量と湯温・抽出時間を工夫し、茶葉の持ち味を最大限に引き出すことが、すべてに通じる美味しいお茶の淹れ方です。
分類 緑茶 白茶 黄茶 青茶 紅茶 黒茶 花茶
発酵度 微発酵 軽発酵 半発酵 全発酵 後発酵
一人分分量 3g 3g 3g 3~8g 3g 4g 3g
湯温 80℃ 85℃ 100℃ 100℃ 100℃ 100℃ 80℃
抽出時間 2~3分 2~8分 2~3分 1~3分 2~3分 1~3分 2~3分
適した茶器 耐熱ガラス
・蓋碗
耐熱ガラス
・蓋碗
耐熱ガラス
・蓋碗
茶壷
・蓋碗
ポット 茶壷 耐熱ガラス
・蓋碗

湯の分量:一煎につき100~150ccの湯量を目安とし、何煎かお楽しみいただけます。

工夫茶(功夫茶)の淹れ方 茶壷を使った淹れ方

工夫茶の淹れ方
適した茶葉:烏龍茶などの青茶
湯温:95℃~100℃
  1. 茶壷を茶盤等に置き、沸騰した湯を溢れるくらいに注いで温める。
  2. 茶壷の湯を茶海に移し、茶海を温める。
  3. 茶海の湯を茶杯・聞香杯に移し温めた後、湯を茶盤等に捨てる。
  4. 茶壷に茶葉を均等に入れる。青茶の場合、茶葉の量は茶壷の1/4~1/3程度が適量。
  5. 茶壷に出来るだけ高い位置から溢れるくらいに湯を注ぐ。
  6. 茶杓などや茶壷の蓋を使って、溢れた湯とともにアクを取り、茶壷に蓋をする。
  7. 茶壷の上から湯を注ぎ茶壷を外側から温め蒸らす。
  8. 蒸らす時間は、一煎目は一分程度。二煎目以降は茶葉の開き具合により時間を調節する。
  9. 茶海に茶壷のお茶を残さず注ぐ。
  10. 茶海からいったん聞香杯に注ぎ、聞香杯から茶杯に注ぐ。
  11. 聞香杯に残ったお茶の香りを味わった後、茶杯でお茶を飲む。

蓋碗を使った淹れ方

蓋碗を使った淹れ方
適した茶葉:緑茶・花茶など
湯温:80℃~95℃
  1. 湯を蓋碗に入れ温め、その湯を茶海に移した後、さらに茶杯に移しそれぞれの茶器を温める。
  2. 空になった茶海に湯を入れ、適温になるまで冷ましておく。
  3. 蓋碗に少量の湯を注ぎ、茶杓で茶葉を蓋碗に均等に入れる。
  4. 茶葉の量は、表面に浮いた茶葉が少しこんもりと盛り上がる程度が適量。
  5. 茶海で冷ましておいた湯を蓋碗に入れる。
  6. 蓋碗の蓋で茶葉をならすようにして蓋をする。
  7. 蒸している間(2~3分程度)に、茶杯の湯を茶盤などに捨てる。
  8. 蓋碗は人指し指で蓋を押さえ親指と中指で持ち、一指し指をずらして調節し茶杯に注ぐ。

  9. このほか蓋碗を茶杯として直接飲む方法もあります。その場合は、蓋碗の蓋を奥にずらし茶葉をよけながら飲みます。蓋碗の蓋が聞香杯代わりにもなります。

ガラス茶器を使った淹れ方

ガラス茶器を使った淹れ方
適した茶葉:花茶など
湯温:80℃~90℃
  1. 蓋碗を使った淹れ方同様に、ポットやピッチャーを湯で温めたる。
  2. その湯を捨て、茶葉をポットに入れる。
  3. 適温の湯をポットに注ぎ、1~2分程度蒸し、茶葉の開き具合をみて茶杯に注ぐ。

冷茶の淹れ方

冷茶の淹れ方
適した茶葉:
凍頂烏龍茶・東方美人茶・茉莉香片
  1. 2リットルのミネラルウォーターを入れた水筒に、茶葉を約10g入れます。(市販のティーバックに入れると後の取り出しに便利です。)
  2. 常温で一定時間静置します。(凍頂烏龍茶:10~12時間、東方美人茶・茉莉香片など:8~10時間)
  3. 時間経過後、茶葉を取り出します。
  4. 冷蔵庫に入れ、冷やしてからお召し上がり下さい。